Monday, March 14, 2011

海外にいて思う事

やはり、英語の教育を根本的に見直す必要があると思う。日本の歴史を顧みると、英語の文献を訳して理解できる事が第一とされてきた。知識を取り入れる上で、その能力が重要視されたのは理解できる。しかしそれは明治の時代。それから数百年もの時間が経っており、日本国内における英語の重要性が変わってきている。私が英語の教育を受けたのが、10年以上前。教育方針も変わってきているとは思うが、同世代の友人は海外生活の上で皆英語で苦しんでいる。会話でのコミュニケーションが取れないためである。

以前震災の際、海外援助を断った首相がいたがその気持ちも分からないでもない。せっかく援助に来てもらっても、コミュニケーションが取れないことにより、一層の混乱を生む可能性があるためである。この度、諸外国からの援助を拒否しなかったことは評価されよう。海外の協力隊と効率よく救助活動が出来る様なシステムを、前回の反省から構築したのであろう。

英語で道を聞かれて答えられますか?G8等の首脳会談に参加して、はみごになっていませんか?努力不足と避難する事は簡単です。しかし、これだけ英語を話せないのは、教育システムに問題が有ると考えられないのでしょうか。海外からnative English speakerを招いて、根本的に教科書を作り直す。それくらいの意気込みを見せないと、今後10年、20年で日本がどのような状況に有るか、想像つきません。

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